The Japan Times Alpha 9/22号を読んでいて、この表現を使ってみたいなと思った表現を2つ紹介します。
Alphaは購読歴2年以上の、非常にお世話になっている英語学習者用の新聞です。
①no alternative but to 〜するしかなかった
have[there is] no 〜 but to…で「・・・意外に〜がなかった」という意味になるのですが、今回は「選択肢」という意味であるalternativeがこの構文に入っています。
必ず何か1つ(の方法)を選ばなくてはいけない場面で使うようです。そうしないとどうしようもない、というニュアンスです。
“I have no alternative but to go in search of a better quality of life,” said Navarro.
「ナバロ氏は「より良い生活の質を探しに行く以外に選択肢はない」と語った。」
(The Japan Times Alpha 2023.9.22号より)
私も自分で英作文をしてみました。
I had no alternative but to accept his idea.
「彼のアイディアを受け入れる他なかった」
続いてChatGPTにもno alternative but toを使用した英文を作成してもらい、訳(※一部筆者修正)も一緒に示してもらいました。
With the deadline approaching, we had no alternative but to work through the night.
訳: 「締め切りが迫っていたため、夜通し働く以外に選択肢がなかった。」
②bang for one’s buck コスパ
続いて紹介するのは、bang for one’s buckで「コスパ」という意味です。moreやa better、the bestを前に入れてコスパがどのくらい良いのかを示す表現です。
また、one’sは所有格(my、hisなど)ですが、theも入れることが可能です。
日常会話などのくだけた場面で使用される表現とのことです。
bangは「ぞくぞくする思い, 喜び; 実質, 値打ち」という意味があり、今回はこれです。
buckは1ドルのこと、転じてお金を表しています。
Instead, I’m always looking for the best value, the best bang for my buck.
「代わりに、私は常に最高の価値、最高のコスパを求めているんです。」
(The Japan Times Alpha 2023.9.22号より)
私も自分で英作文をしてみました。
I cannot help but look for the best bang for the buck.
「ついついコスパ重視に走っちゃうんだ。」
ChatGPTにも英文と訳の作成を依頼しました。
This laptop offers the best bang for the buck in terms of performance and durability.
訳: 「このラップトップは、性能と耐久性の点で投資した金額に対して最高の価値(コスパ)を提供します。」
今回は以上になります。