人間

意識と無意識。そして生きる。

皆さんは、「意識」って何か考えていますか。

人間、生きる以上は外界に何らかの影響を受けています。
生まれた時に産み落とされた環境、通う学校、触れ合った人々一人一人、遊んだ公園、会社、同僚、上司、親 etc.
あらゆることに影響を受けています。

ただ、成長するに従い、そんな中でも人間は、欲を出し、自分なりのオリジナリティを少しずつ彩(いろどり・スパイス)として自分の人生に加えていくのです。
自意識が芽生え、意識的に人生を生きようと、つまりコントロールできる領域を拡大しようとしているのだ、と私は感じます。

こうして生まれた意識がいつの間にか、その人の無意識・価値観となり、人生の選択に寄与していきます。

自分がなぜそう考えたのか、なぜそのような結論にいたったのか、なぜその行動をしたのか、それは無意識の積み重ねです。
ただ、無意識には、先ほど述べたように自分のオリジナリティ、意識が下地として存在しています。

無意識の部分は直接的にコントロールできませんが、前駆物質となるオリジナリティ・意識の部分はコントロールできる割合が増えます。

周りの環境を含めた運、などこの世のカオスが影響しているので(有)意識といえど完全にコントロールすることは不可能です。

でも、そんな自分の意識ですら放棄し周りに身を委ねすぎる人が多いように感じます。

自分で考える。

こんなふうに言うと軽く安っぽくなりますが、一旦手と足を止めて、自分の意思で物事を考え、決め、ああすればよかったこうすればよかった、と後悔する。でも、いつかよかったと思う。

この繰り返しが人生の醍醐味なんじゃないかな、と思う。

明日は今日より0.01%でも変わった自分であることが、いつか納得度の高い人生を形成してくれると信じて、私は今日を歩んでいます。