こんにちは。
最近読んだ『いくつになっても恥をかける人になる』(著者:中川諒)に感銘を受けると同時に、人生におけるかなり重要なヒントを得た気がするので共有します。読者の皆様の英語学習に当てはめても役に立つことが間違いないと考えました。
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何かに迷ったら恥ずかしい方の道を選択する
あなたは最近恥をかいていますか?
先ほど挙げた本には、自分の人生のクオリティを向上させて成長するためのヒントを「恥」という形で提示されています。
勝手にですが、恥を基に成長につなげる考え方を「シェイム・ドリブン・グロウス(SDG)」とでも名づけようかと思います。
私自身、恥をかくことが大の嫌いで極力避けてくるようにしてきた人生でした。
恥と成長
「恥」の感情を感じるときは、そのときは嫌で嫌で仕方がないけれど、後から振り返ってみると何か乗り越えたような自信がついていることが多いのです。
私の経験上、恥ずかしいと感じるタイミングは、以下の二つです。
①今までにやったことのない経験を少し勇気を出してやってみた場合
②大勢の人(常識)の流れに逆らう行動をする場合
振り返ってみると、これらの経験をした後は、少なからず成長に繋がっていることが多かったです。
①は、いわゆる普通の恥とは少し違う感じがしますが、今までの自分を少しだけ逸脱したり殻を破って外に出たりした時の、妙にソワソワする感じは、まさに恥と形容していいんじゃないでしょうか。
②は、今までその場の雰囲気でなんとなく進行していた物事に風穴を開け、新たな風を吹き込むことになります。
したがって、ネガティブなことも起こり得ますが、ポジティブな展開も待っています。会議で恐る恐る発言したアイディアが予想外に賞賛された、なんて経験はありませんか?
これはプレゼンテーションなどの大きな舞台だけならず、今までの常識に縛られて行われている物事の全てに当てはめることができます。
スティーブ・ジョブズをはじめとした発明家は、固定観念や世の中の当たり前を否定するようなことを厭わない人たちなのです。
ジョブズはそれまで誰もが当たり前としていた携帯電話の形を否定しつつ、携帯電話のエッセンスを引き継いだ全く新しい形の電子機器「iPhone」(スマートフォン)という世紀の発明(とそのマーケティング)に成功しました。
①は個人にとっての、②は集団にとってのコンフォート・ゾーンを抜け出すことで、今まで見たことのない世界が切り開かれたということです。
たった一つの基準
つまり、恥をかくだけ自分の人生を向上させることができるという可能性があります。
ここで、1つの基準を作ることができます。
何かに迷ったら恥ずかしい方の道を選択する
これだけです。
私にとっては、「すかさず他人に先に挨拶する」「悪いことをしたと感じた瞬間に謝る」「社内の会議で変な意見を発言する」「英語で話すことに自信がなかったがあえて面接がある英検1級を受ける」「英会話に通ってみる」などでした。
みなさんも行動に何か迷いが生じた場合は、この「何かに迷ったら恥ずかしい方の道を選択する」という方法で道を切り拓いてほしいと思います。